犯罪に関するコミュニティによる自己決定

背景

「犯罪を統制するためには市民自らが決定権を持つことが重要だと考えるかどうか」を測定する項目です。石盛他(2008)のコミュニティ意識尺度(短縮版)の「コミュニティによる自己決定」因子に準拠しており,元の項目で「コミュニティを良くするためには」と書かれているところを,犯罪関連の表現に変更しています。

教示文

以下の文章についてどのように考えますか。あなたの考えに当てはまる選択肢を選んでください。

選択肢
  • まったくそう思わない
  • そう思わない
  • どちらとも言えない
  • そう思う
  • 非常にそう思う
項目内容(3項目)
地域の犯罪を減らすためには,住民がすることに行政の側が積極的に協力すべきだ
地域での犯罪の問題を解決するためには,地域住民と行政が対等な関係を築くことが重要である
地域の犯罪を減らすためには,住民みずからが決定することが重要である
出典
  • 向井智哉 (2019). 厳罰傾向および防犯行動の規定要因――犯罪不安, 被害リスク知覚, 自己決定欲求, コミュニティによる自己決定を中心に―― 法と心理, 19, 54-63. doi: 10.20792/jjlawpsychology.19.1_54
  • 石盛真徳・岡本卓也・加藤潤三 (2013). コミュニティ意識尺度(短縮版)の開発 実験社会心理学研究, 53(1), 22–29.
尺度を使用している論文
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