少年犯罪に対する厳罰傾向

背景

少年犯罪に対してどの程度の刑罰を求めるかを測定します。年齢を限定しない犯罪者に対する「厳罰志向性」尺度(板山, 2014)の項目を、少年犯罪を対象とするよう変更し、項目を若干変更したものです。

教示文

次の1から5の数字の中で、次の文章にたいするあなた自身の考えに最も当てはまる数字に〇をつけてください(なお、以下の文章に含まれる「少年」は「18歳~19歳の男女」を指すものとします)。
(紙ベースでの教示文です。ウェブベースで行う場合には、第一文を変更してください。また、対象となる子どもの年齢については、適宜研究目的に応じて変えることができます。)

選択肢
  • 全くそう思わない
  • そう思わない
  • どちらとも言えない
  • そう思う
  • 非常にそう思う
項目内容(7項目)
裁判所は少年の犯罪者に甘すぎると思う
自分が裁判員に選ばれたら、少年の犯罪者に今までよりももっと重い刑を与えたい
メディアの報道を見て、なぜ少年の犯罪者への刑罰があんなに軽いのかと疑問に思うことがある
裁判官だけで裁判がおこなわれていた時の少年の犯罪者への刑罰は軽すぎると思う
犯罪者への刑罰を少年だからという理由で軽くするのはおかしいと思う
罪の重さ(例:万引きと強盗)に関わらず、少年の犯罪者には厳罰を与えるべきだと思う
犯罪に対しては犯罪をおかしたのが少年であっても,それ相応の罰をもって償うべきだと思う(目には目を,歯には歯を)
出典
  • 向井智哉・藤野京子 (2021). 少年犯罪に対する厳罰志向性と犯罪不安および被害リスク知覚の関連――先行要因としての子どもイメージに着目して―― 実験社会心理学研究, 60(2), 100-112. doi: 10.2130/jjesp.2001
尺度を使用している論文
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