排他性
背景
自分の所属する集団における排他性を測定する尺度です。植村(2001)の「新入成員への寛容的反応尺度」の「異質耐性因子」を元にしていますが、同尺度の信頼性係数が低いことから項目を追加したものです。
教示文
あなたの所属する集団に初対面の人が入ってきたとします。その際に以下の反応をどれくらい行うかについて、最も当てはまるところに○をつけてください。
(紙ベースでの教示文です。ウェブベースで行う場合には、第二文を変更してください。)
選択肢
- 全くしない
- あまりしない
- どちらとも言えない
- よくする
- いつもする
項目内容(8項目)
その人が集団のメンバーと異質なら受け入れたくない |
自分たちと考えが合わない人なら避けたい |
自分たちと異質な人が集団に入ってきたら、不安を感じる |
その人が集団に新しい価値観を持ち込むのは好ましくない |
集団の中の人間関係が壊されないか心配する |
少しでも(精神的・身体的な)危害をもたらす可能性がある人なら、集団からすぐ出て行ってほしい |
その人が自分たちと似ている人なら安心する |
相手の考え方が集団の考え方と対立しないか、確かめようとする |